|
小さいお子様に鍼治療を、と言うと、大人の方々は多少の抵抗感を持つかもしれません。小児鍼は皮膚に直接鍼を刺すのではなく、特殊な鍼を用いて擦る程度の軽い皮膚刺激を施していくことを目的とした治療法です。さらに副作用もなく、安全で自然志向な治療法です。 夜泣き、疳の虫、夜尿、消化不良、小児喘息、体質改善など、さまざまな症状に鍼が友好なことは実証済みです。WHO(国際保健機構)も、鍼の高価に足してお墨付きを与えています。 お子様は心と体の両面において刺激に対する感受性が高く、いろいろな刺激に敏感に反応し、不安定な状態になりやすいものです。成長期のお子様にとって大切なのは“触れる”に代表されるスキンシップなのです。 当院では、お子様や鍼に敏感な方のために、オリジナルの古代鍼・打鍼を使用しています。これまでの経験と実績を生かし、当院独自の古代鍼を作成し、それをもとに多くの患者さんから好評を頂いております。 ※左画像は当院監修のもと作成された古代鍼の数例です。 |
|
-ウエスト周りが男性で85㎝、女性で90㎝を越すと、心筋梗塞や脳梗塞で倒れて死亡する危険が高まる-。 |
|
□食事は楽しくよく噛んで、栄養確保で少食に! 麦ご飯(麦2割+7~8分づきの米8割)+納豆に野菜・海草などで具沢山の味噌汁も必ず添えてください。穀物と豆を重量比2:1でとれば、必須アミノ酸は理想的なプロテインスコア100になります。タンパク質は全摂取エネルギーの15%程度が最適です。 複合糖質(精白しない穀物など)を中心に毎食芋類も適量とり、全摂取エネルギーの70%程度を複合糖質でとりましょう。 白米・白パン・白砂糖などの精製糖質は、急激な高血糖や低血糖症、腸の炎症を招き、アレルギーを引き起こしやすくなります。 食用油・バター・マーガリンなどの油脂を極力カットし、煎ったすりゴマを何でも大さじでたっぷりかけて食べましょう。脂質は全摂取エネルギーの10%以下に抑えます。 言わずとしれた野菜の摂取です。人間はもともと草食動物のため、動物性食品は消化が苦手です。ドレッシングやマヨネーズ等の油脂食品を避け、生野菜・油炒めではなく、スープか煮て食べるのが好ましいでしょう。 微量栄養素は毎食確保しましょう。 |
|
入浴は湯の温度によって10~20度を寒浴、20~30度を冷浴、30~35度を微温浴、35~40度を温浴、40~45度を高温浴と呼んでいます。また、入浴する部位によって全身浴、半身浴、坐浴、手浴、足浴に分けることができます。 Q&A 患者さんからよく受ける質問です
Q:「針灸治療の後、入浴してもいいんですか?」
A:基本的に問題ありません。治療後、2時間以上あけて入れば治療効果が高まります。
※症状により、入浴を控えてもらう場合はあります
入浴は湯の温度によって10~20度を寒浴、20~30度を冷浴、30~35度を微温浴、35~40度を温浴、40~45度を高温浴と呼んでいます。また、入浴する部位によって全身浴、半身浴、坐浴、手浴、足浴に分けることができます。
入浴は、日常生活のなかで簡単に体を温める方法ですが、体が温まると、心臓の始動や呼吸が速くなり、血液循環がよくなり、血液中の疲労物質である「乳酸」の排泄が促進されます。
しかし入浴方法を間違えると、拡張した血管が、入浴後における寒冷刺激によって血管の反応的収縮を起こして、痛みの増悪を引き起こすのです。しかも熱い湯による全身浴は、交感神経を緊張させ、皮膚の血管は収縮して血圧があがり、さらに浴槽の水圧が加わるため末梢の血液が流れにくくなってしまいます。
したがって、熱い湯に肩までつかってあがる「カラスの行水」や全身を高温で熱くする「サウナ風呂」は、皮膚の表面がバリアをつくり、体内に熱が入らないようにするため皮膚表面だけが熱くて、体の深部は冷えた状態となってしまいます。まさに「強火の近火で焼いた餅」のように、表面が黒く焦げて“しん”は硬い状態です。
みなさんも、温泉に行ったのにやたらと怠くなって疲れたり、湯治に行って症状が悪化した経験があるのではないでしょうか?これは温泉が前述した40~45度の高温(高温浴)が多いこと、肩まですっぽりつかってすぐあがり、それを1日に何度も繰り返すことに起因すると推測されます。
湯の温度は人によって好みがありますが、健康によい入浴法は38~40度の温浴で、体温に近い“ぬるめの湯”に15~20分つかるのが疲労回復に適しています。冬なら40度、夏なら38度で、額や鼻が汗ばむ程度が目安となります。
また、全身浴は心臓や肺に負担がかかるため、胸までつかる「半身浴」にするのがよいでしょう。「半身浴」はエネルギーの消費が最も少なく、しかも下半身が温まるだけで全身の血行がよくなります。そのため、体の表面の血管だけでなく、深部の血管まで拡張し、軽い脳の貧血状態になるため、神経の緊張が緩み、気分が落ち着いて眠りやすい状態になるのです。
また、ぬるい湯は、熱い湯とは逆に副交感神経が優位となり、疲労物質は汗や尿となって体外に排泄され“こり”が40%以上解消されることも実験で明らかになっています。
しかも、入浴後における血管の反応的収縮による痛みの増悪を防止することも可能となります。したがって「ぬるい湯」で長時間の「半身浴」が、入浴法の最大のポイントといえるでしょう。
Q&A 患者さんからよく受ける質問です
Q:「針灸治療の後、入浴してもいいんですか?」
A:基本的に問題ありません。治療後、2時間以上あけて入れば治療効果が高まります。
※症状により、入浴を控えてもらう場合はあります
|
|
◆肩こり原因生活チェック◆ |